会長あいさつ

第36回日本救急医学会中国四国地方会 会長 島根県立中央病院副院長 山森祐治

この度、第36回日本救急医学会中国四国地方会を島根県出雲市で開催することになりました。厚生労働省は、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に地域包括ケアシステムの構築を推進しています。その実現のためには、地域医療構想に沿った適切な地域医療の提供が必要であり、その枠組みの中で救急医療の在り方を再検討し、多職種で取り組んでいくことが重要と考えます。また、高齢者が年々増加していく状況においては、治す医療から支える医療への転換が求められています。このような医療を取り巻く状況を鑑みて、今回のテーマを支えるとし、シンポジウムでは、地域包括ケアシステムを支える救急医療について議論していただく予定です。

2020年はいよいよ東京オリンピック、パラリンピックが開催されます。この学会が行われる頃は聖火ランナーが日本中を巡っており、国民が五輪熱に浮かれているかもしれません。しかしながら、その熱にはあまり影響されずに(多分)地道な救急で地域を守っている出雲の地で、多くの皆様とご縁が繋がり広がることを楽しみに、お越しを心よりお待ち申し上げております。

第36回日本救急医学会中国四国地方会 会長
島根県立中央病院副院長 山森祐治